社会保険労務士科目別学習ポイント!

教材が決まればいざ勉強です。
と! その前に社会保険労務士の各科目の特徴を把握してください。
すべて紹介することは出来ませんが、全体像がわかれば、 実際勉強する際にスムーズに知識を理解していくことが出来ます。

●労働基準法
労働基準法は雇用主が労働者を雇う際に守らなければいけない法律です。
その目的は、通常労働者は、働いた労力や時間を対価として賃金を貰うことに なり立場は対等とされます。しかし現実には、労働者の立場が弱く、雇用主が有利になっています。
それでは、労働者は雇用主に都合良い労働条件を押し付けられ一方的に不利になります。 そこで労働基準法という法律を作り立場が弱いとされる労働者を守っているのです。
学習ポイント
労働基準法は細かな知識や通達・判例の問題が多く出題されます。又条文がそのまま出題されることが少なく、暗記だけでは到底対応できません。よって内容や目的をしっかり理解することが大切です。まずは用語の意味を理解して、労働契約、個別の条件などを把握しとくことが大切です。

●労働安全衛生法
労働安全衛生法は労働基準法の一部にあった項目を独立させた法律になります。 その名の通り労働者の安全と健康を確保すると共に快適な職場環境を作ることを定めています。
学習ポイント
出題頻度の高い項目を中心に勉強して、重要語句を暗記することからはじめてみて下さい。 出題頻度はそれほど多くなくて、すべて完璧に覚える必要はありませんが、しっかりと理解すれば確実に点数の取れる科目でもあります。

●労働者災害補償保険法
労働者災害補償保険法は労働者が事故や災害にあった場合の補償を定めています。
本来は労働基準法で労働者に何かあった場合は事業主が補償することになっていますが、 仮に事業主が補償するだけの資金がなかった場合に適用される法律です。
学習ポイント
保険給付を中心に学習することになり、給付の要件、手続きしっかりと理解する必要があります。 又災害に関しても通勤中や業務中によって変わるので、様々な事例に触れておくことも大切です。 出題数は少ないですが、過去問を使い今までの傾向を分析できれば十分得点することができます。

●雇用保険法
雇用保険とは、就業中に保険料を支払い、万が一失業した時にもらえる保険料のことを言います。 以前は失業保険とも言われていました。
学習ポイント
まずは雇用保険とはどのようなものかDVD講義を視聴しながら全体の流れを把握することからはじめます。そして被保険者や保険給付の仕組みを理解していきます。 例えばどう言ったケースで被保険者になり、又はそうならないか。 保険給付では、日数や金額などしっかりと数字を理解することが大切です。 実際に自分が適用された方はイメージが湧きやすいと思います。

●労働保険徴収法
労働保険徴収法とは労災保険と雇用保険の保険料を徴収について定めた法律です。
つまり労働保険を支払っている会社が納付する時の方法を定めている法律ということになります。別名、微収法とも呼ばれています。
学習ポイント
学習ポイントは全体像をまず把握することです。どのように微収するか流れを掴んでください。 そうでなければ何のことなのか理解しにくくなります。 そして次に個別に理解していって、最後に実際の保険料を計算してみるとより理解度が深まります。
これは実践で必ず必要になってくる知識ですので、しっかりと理解してください。
ちなみにこの科目は得点源ですので、勉強すればするだけ確実に点数が取れます。

●健康保険法
健康保険法は、身近にある法律ですのでイメージしやすいと思います。 簡単に言えば会社と社員が負担して保険料を納めることにより病気やケガなどをした際に 給付することを目的とした法律です。
学習ポイント
仕組みを理解することはもちろんですが、保険料や医療費の計算方法や被扶養者の認定基準などを理解する必要があります。 さらに厚生年金保険法と類似する箇所もありますので、ここでしっかりと理解してください。 又この科目は以前まで得点源とされていましたが、最近では応用問題も出題されていますので、 まずはしっかりと基礎を身に付ける事です。

●厚生年金保険法
企業に勤めている会社員が納めるいわゆる年金制度になります。
なお支払う保険料は収入に応じて異なり、それにより受け取る額も変わってきます。
学習ポイント
健康保険法と類似する部分が多く、どちらかの学習を理解すれば比較的にイメージしやすいのではないかと思います。 年金給付も計算方法の仕組みを理解していれば解きやすいので、基礎を正確に身に付ける事です。 しかしこの法律は法改正が頻繁に行われ、今後もその傾向が高まる可能性があるので、 普段からアンテナを張っておくことが大切です。

●国民年金法
国民年金法とは、老齢、障害または死亡によって支給される公的年金制度です。 この法律は年金制度の基礎となり、この上に厚生年金や共済年金が存在するので、 ここを理解しなければ厚生年金保険法は理解できません。 よって重点的に勉強する必要があります。
勉強法
まずは年金制度の基礎である国民年金の仕組みをしっかりと学習してください。 その上で、計算方法や障害基礎年金、遺族基礎年金などの制度を把握することです。 ここを理解しているかで合否が分かれてくるので、過去問やテキスト、講義の3つを利用しながら学習してください。

●一般常識
労務管理や社会保険の一般常識が出題される科目となります。 範囲がとても広くポイントを絞りづらい科目です。正直にいうと独学では、中々厳しいと思います。
勉強法
高得点は捨てて、確実に出題されそうな問題を予想しそこを重点的に勉強することです。
例えば、労務関係なら、労働組合法、最低賃金法、男女雇用機会均等、育児介護休業法、労働人口など。 社会保険なら、介護保険法、老人保健法、児童手当法、社会保険労務士法、確定給付企業年金法などです。 又その時に話題になっていることも出題される可能性もありますので、新聞やニュースは欠かさずチェックする必要があります。

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